SSブログ

チーム編成の失敗 [ドラゴンズ]

広島 2-4 中日 勝:吉見 S:岩瀬 負:ルイス

ルイスの立ち上がりを攻め4点先制したもののその後は0行進。
相変わらずの打線ですが、4番タイロンと5番和田が今季70打点以下というのも厳しい戦いぶりを物語っているということでしょう。

そして最近ではドラの投手陣より広島の投手陣の方がしっかり抑えている印象があります。
浅尾や斉藤、小林や聡文などこの2年あまりで台頭してきた投手達が中継ぎとして力を付けつつありますが、今はまだ経験を積む段階。
やはり苦しい時は平井らのベテランの力が欲しいところなんですけどねぇ・・・。

勝って名古屋に帰り、明日からはヤクルトとの3連戦。
少し前まで連敗中だったのが、ここ3試合で3連勝と調子が戻りつつあるヤクルト。
侮れません。

ところでこの週末の広島3連戦を見ていて感じたこと。
広島市民球場のラストイヤーだからといって市民球場に詰め掛ける広島ファンもいれば、飛行機や新幹線で遠路はるばる駆けつけたドラファンも多いはず。
そんなドラファン達は苦しんでいるチームを後押ししたいと必死で声を枯らして応援しているはず。

もちろんりくぶっちと息子もTVの前で必死で応援しています。

ドラが常勝球団なんて喜んでいたのは半年前までのこと?
でも現実はCS出場すら出来ないBクラスのチームになろうとしているということ。
何でこんな状態になってしまったんでしょうか。

今季は怪我人が多いからしょうがない?
日本一のチームはシーズンオフが短く体を休められなかった?
こんな言い訳を許すドラファンがいたら『大バカヤロー』です。

当然このような事態に備え準備しておくのもプロの仕事。

だから・・・
球団フロントのチーム編成の失敗
若手育成の遅延

12人いる外野登録の選手のうち、左打者はビョン・一樹・上田・堂上剛の4人で、スイッチの普久原を入れると5人。
17人いる内野手は立浪・森野・西川・森岡とスイッチの澤井を入れてもたった5人。

人数もですが名前を見てください。
若手の左打ちがいかに少ないかを!!

こんなチーム編成だから監督も片寄った選手起用しか出来ないんでしょう。
これが打線の不振につながり、投手のモチベーションにも影響していると感じています。

りくぶっち個人的には低打率の外国人選手を使うよりも例えば堂上剛や森岡を起用してほしいのです。
もしかしたら実力はまだまだ低打率の外国人選手達の方があるのかもしれません。
そしてこれがチームの成績上昇に繋がるかどうかはわかりません。

同じ低打率なら数年でチームを去る外国人選手よりもこの先まだまだ長い若手の頑張りを見てみたい。
きっと若手にとっていい経験になるはずです。
その経験が実力や自信をつけ、結果に繋がるでしょう。

立浪も孝介も入団時のセンスはずば抜けたものがあったにしろ、プロとして最初は安心して見ていられる状態ではなかったはず。

同じ意見のドラファンも多いんじゃないかと勝手に感じていますがいかがでしょうか?
チーム状態が悪い時は野球を見ないのではなく、弱い時もしっかり応援したり叱咤激励するのが我々ドラファンです。
ドラファンになったきっかけはどうであれ「強いチームだから」「選手がカッコいいから」「騒ぎたいから」応援しているのではありません。

球団フロントには是非ともそんなファンの声にも耳を傾けてバランスの取れたチーム編成をし、首脳陣には勝利と育成を見据えた選手起用をお願いしたいものです。
nice!(1)  コメント(4)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 4

ドライチ

堂上兄選手は昨年、せっかくきっかけを
掴んだのに、なぜ積極的に経験を
積ませないのか疑問に思っていました。
2軍で結果を出せなければ1軍で
使えないという安易な考えのもとでは、
若手はなかなか成長しませんよね。

左打者ではありませんが、新井選手も
このままでは伸び悩むうちに、あっという間に
何年も経ってしまいそうです。チーム編成とともに
若手の育成方法についても熟考して欲しいです。
by ドライチ (2008-09-21 22:27) 

りくぶっち

守備の問題はあるにせよ、去年は巨人戦でサヨナラHRを放つなど活躍を見せてくれ今季の1軍定着を予感させた堂上兄でしたが今季はほとんどチャンスらしいチャンスを与えられていません。

控えでも英智・藤井・平田など外野の競争は激しいのでなかなか難しいのかもしれませんが期待の若手だけにチャンスぐらいは与えてほしいのが本心です。

落合監督自身、星野氏が立浪のルーキーイヤーに大抜擢したように、実力が伴わないと1軍で起用しない方針のようですから残念ですね。
でもその結果、タテの変化に弱く緩慢な守備を時折見せる左打者外国人外野手を使い続けることになっており、正直イライラしてしまいます。

少なくとも私の中では期待度も含めて、
赤兎馬≦平田であり、赤兎馬≦堂上兄であり、赤兎馬≦藤井であり、赤兎馬≦英智なんですけどねぇ。
by りくぶっち (2008-09-23 07:43) 

kantaro

ドラのレギュラー陣は、高齢化が進んでます。
勝ち負けはともかく、今のドラに、球場に足を運んで見たいと思わせる選手が少ないのも、非常に残念です。私は、みにいける試合自体少ないのですが、昔の今中さんや、現役時代の落合さん、仁村弟さん、福留選手などは、見たくてわざわざ、球場まで足を運んだものですが・・・。
すぐには、結果でなくても、若手選手もスタメンで使ってほしいです。シーズン前にオレ流監督は、レギュラーを脅かすような、若手はいない、といいきり、レギュラーを固定してしまったために、チーム内での競争意識が芽生えにくいのではないでしょうか?お気に入りのアライバコンビですが、正直、レギュラーとった頃のひたむきさや、去年のガムシャラさはまるで感じません。
ファンにはそういうところは、すぐに伝わってしまうとおもうので。
今年の低迷の原因は、油断の一言に尽きるのではないでしょうか?
個人的な意見ですが、長々と失礼しました。
by kantaro (2008-09-23 08:10) 

りくぶっち

kantaroさんへ
コメントありがとうございます。

貴重なご意見ありがとうございます。
kantaroさんのおっしゃること良くわかります。
今年の低迷は打線の繋がりの無さが影響していることだと思いますから。

若手を起用しつつ優勝を狙うのは勇気がいることかもしれませんが、あの巨人でさえ堂上弟の外れ1位坂本を抜擢しレギュラーを掴んでいます。
(巨人の場合は故障者続出で仕方が無い状況だったのかもしれませんが・・・。)

例えば井端不在の今だからこそ若手にチャンスを与える必要があるんじゃないかと思っています。
外国人は必要無いって言っているわけではありません。
チームに足りない戦力は外国人かトレードでしか補えませんから。

落合監督が就任してからレギュラーを掴んだ野手といえば森野くらいしか思い浮かびませんが、その森野も星野監督時代から期待されていた選手でしたから実質は誰もいないのと等しいでしょう。
落合監督自身が就任時に発言されていた右の主砲の育成もまだまだです。

落合監督にあと何年チャンスがあるかわかりませんが、若手と主力、ベテランの融合が常勝球団の条件と考えます。
投手には吉見・中田・チェン・斉藤・浅尾・聡文など新しい力が台頭しつつありますので後は野手。
すごく心配ですが期待して待とうと思います。
by りくぶっち (2008-09-23 13:09) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。