サイコーだ、Ｊａｐａｎベースボール

ついにこの日がやってきました。
Ｊａｐａｎベースボールが世界の頂点に立った記念日です。

第一回ワールドベースボールクラシック(ＷＢＣ)決勝戦

　　　　　　　　　Ｊａｐａｎ １０ － ６ Cuba

残念ながら我がドラゴンズの福留選手と谷繁選手はベンチスタートでした。

初回の攻撃、内野安打２本などで１死満塁から５番多村選手がデットボールで先制点。
あっけない先制点でした。
結局初回に４点を取り、先発はＪａｐａｎのエース松阪大輔。
先頭打者にホームランを打たれたものの、後は３者凡退に抑えまずまずの滑り出し。

その後、点を取り合い８回を終わってＪａｐａｎ６-５Ｃｕｂａ。
１点差に詰め寄られ、迎えた９回のＪａｐａｎ攻撃。

イチロー選手のタイムリーで１点追加し、さらに満塁で代打福留選手が貴重な２点タイムリー。
これで勝負あったという感じでした。

日本ではヤンキースの松井選手の去就が注目されていましたが、チーム優先で不参加に。
他にも代表チーム入りを打診されながら辞退した選手が続出しました。
日本以外にもメジャーリーガーには早々と不参加を表明したり、二重国籍でどちらの国からの参加を決断するかなど注目を浴びてきました。

結果、世界最強国を決める大会にふさわしくないなどとも言われ、大会前はイマイチ盛り上がりに欠けているような。

これまでの戦いを振り返ると、東京ドームでの一次リーグでは台湾、中国を危なげなく大差で破りましたが韓国戦でまさかの惜敗。
韓国戦での敗戦で気を引き締めての二次リーグですが、アメリカ戦では審判の誤審などもあり、１勝１敗で向かえた韓国戦。
元ドラ選手の李鍾範選手に決勝打を打たれ、韓国戦２連敗をきしました。

この敗戦で準決勝が絶望的になりましたが、野球の神様はＪａｐａｎを見捨てていませんでした。
アメリカvsメキシコ戦では１-２でまさかのメキシコの勝利。
アメリカが２失点したことで失点率差０．０１で奇跡の準決勝進出に。

準決勝韓国戦では上原投手が息を詰めるほどの投手戦を繰り広げ、不振のためスタメン落ちしていた福留選手が先制の代打２ランホームラン!!
その瞬間、TV中継を見ていて思わずガッツポーズをし、涙が溢れ出ました。

大会中にヤクルトの石井投手や岩村選手がケガをするという不運がありました。
審判問題、組み合わせ決定方法、開催時期、収益の分配、怪我をした選手やチームへの保証など今後新たに解決しなければならない問題は山積みです。
これらの諸問題をひとつずつでも解決し、よりよい大会運営を目指すことにより、野球のファン層拡大につながればいいですね。

最後に一言、「サイコーだ、Ｊａｐａｎ!!」

コメント 6

いやぁ、感動しましたね！
息子達に、野球って素晴らしいんだと胸を張って言えるこの数日間でした。
王さんが監督で本当に良かったと思います。
by Sanchai (2006-03-21 20:40) 

Sanchaiさんへ

そうですね。
特に準決勝からの２試合はホントに素晴らしい試合でした。
韓国を含め、アジアのレベルの高さをアピールできたのをはじめ、少なからずとも野球発祥の国アメリカにもＪａｐａｎの足跡をハッキリと残すことができました。
日本でも野球好きだけでなく、多くの人が注目した大会になり嬉しい限りです。
by りくぶっち (2006-03-21 21:17) 

準決勝進出さえほとんど諦めていただけに、
こんな素晴らしい日を迎えられたことが
本当に夢のようです。
決勝も終盤、ヒヤリとしましたが、素晴らしい
試合でした。孝介選手の“技あり”タイムリー、
大塚投手の渾身のガッツポーズ、そして
王監督の歓喜の胴上げ……美しいシーンが
たくさんありましたね！
by ドライチ (2006-03-21 23:19) 

ドライチさんへ

孝介選手のダメ押し２点タイムリーで勝負あったって感じでしたね。
大会序盤から中盤にかけては絶不調でこの先どうなるのか、ペナントに影響しないか心配でしたが、このスーパーサブ的な大活躍で一安心です。
ペナントレースでも大活躍間違いなしですね。

王監督の胴上げやメダル授与の瞬間や、グランドでの記念撮影、シャンパンファイト、どれを取っても選手達は子供のような無邪気な表情でよかったですね。
by りくぶっち (2006-03-22 15:40) 

良かったです☆
途中では、まさかと思ってた準決勝進出。
それがなんと世界一なんですから！！！

まさか、ここまでやってくれるとは・・・・。

何度感謝しても足りないくらいですよ～♪

とにかく、おめでとう！！そしてありがとう！って言いたいですね♪
(*^0^*)/
by ゆう (2006-03-22 20:49) 

崖っぷちから蘇らせてくれたメキシコや、熱戦を繰り広げた韓国、アメリカ、キューバ、感動を与えてくれたＪａｐａｎ戦士達、最後に王監督にも。

まさに「ありがとう」です。
by りくぶっち (2006-03-23 13:46)