未来の主力選手たち

来期に向けての第一歩。
本日高校生に対しての分離ドラフトが行われました。

これは今年から高校生と大学・社会人を分離して行う新ドラフト制度の第一弾です。

今年の高校生は豊作らしく、目玉は大阪桐蔭の辻内投手と平田外野手、報徳学園の片山投手でしょうね。

夏の甲子園を沸かせた１５６キロ左腕・辻内投手には巨人とオリックスの２球団の競合のため抽選の結果巨人が指名権を獲得。

もう一人の投手、報徳学園の片山投手は同じく広島と楽天の２球団の競合のため抽選の結果楽天が指名権を獲得。

我がドラゴンズはというと、１試合３ホーマーで夏の甲子園を沸かせた平田選手の単独交渉権を獲得しました。

平田選手は長距離砲という評価だけでなく、走攻守のバランスが取れた野手だということ。
しかし身長１７６センチと決してプロの中では恵まれた体格とは言えないし、開き気味のバッティングフォームから内角に対応できないのではとの評価もある。

今のドラゴンズに足りないのは右の大砲と言われ続けているように、今期の補強でもそこをポイントにタイロン・ウッズを獲得しています。

その点から平田選手は喉から手が出るほど欲しい人材ということなのでしょう。

平田選手がこのままドラゴンズに入団したとして、身長はどうにもならないにしても、欠点の克服に関してはコーチ陣の人材育成力にかかっているってことでしょうね。

確かに大砲も必要でしょうが、個人的には平田選手のように１７０センチ台の身長ですと長距離砲としては？？？

阪神赤星選手に長打力を足したような１番バッターを目指した方がいいのかも。
パンチ力のある１番バッターをね。
５年後には「１番センター平田」のコールを聞きたいものです。

同じ大阪桐蔭から巨人の辻内投手とドラゴンズの平田選手が将来対決すればセリーグも盛り上がること間違い無し！といきたいところです。

実は今シーズンの早くには履正社の岡田選手の獲得に動いているのと報道がありました。

こちらは上背もあり「なにわのゴジラ」の異名を取るほどの左の長距離バッターだそうです。
ただ難点は守備力ということ。
ポジションは外野手での登録ですが、プロでは守備を期待できずファーストすら怪しいという噂も・・・。

月間ドラゴンズでも高校生ドラフトの１順目候補筆頭との評価でしたが、左打者ということと守備に難ありということから見送りになったんでしょうか？
結局オリックスの１順目の指名でした。

本日ドラゴンズが交渉権を獲得した選手は以下のとおりです。

１順目　平田　良介　　大阪桐蔭高　外野手　１７６/７８　右右
３順目　春田　　剛　　水戸短大付　外野手　１８０/８０　左左
４順目　高江洲　拓哉　府中工高　　投手　　１８４/６８　右右
５順目　金本　明博　　酒田南　　　投手　　１７４/６９　右右

みんな、５年後１０年後のドラゴンズを背負って立つ選手に成長してくれよ!!